メタディスクリプションとは?設定するメリットや書き方のポイント例文付きで解説

インターネットでキーワードを検索したら、検索結果にページがずらりと表示されます。その際、タイトルの下にどのような記事の内容が書かれているのか要約した文章が表示されますが、その要約文のことを「メタディスクリプション」と言います。

メタディスクリプションは検索意図を満たす内容が書かれているかどうかを、ユーザーがページを開く前に判断する重要なポイントとなります。

そこで今回は、メタディスクリプションとは何かを詳しく解説したうえで、メリットや書き方のポイントなどを詳しく解説します。

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目次

メタディスクリプションとは?

メタディスクリプションとは、記事やページの内容を100文字前後でまとめた文章のことです。

スマートフォンなどのモバイル端末では70文字程度、パソコン上では90~120文字程度の文章が表示されるので、70~100文字程度の文字数を目安に作成するのが一般的です。

インターネット上で何らかのキーワードを検索すると、検索結果画面にさまざまなページが表示されます。検索エンジンは、キーワードから推測して検索意図を満たすと予想されるページを表示させていますが、すべてのページが検索意図を満たすとは限りません。

そこで検索結果を見た利用者は、タイトルやメタディスクリプションを見て、自分の検索意図にマッチするページかどうかを判断しページを開ける仕組みになっているのです。

なお、メタディスクリプションは検索されたキーワードが網羅された文章を自動で表示させるものと、サイトの運営者が自ら文章を設定するものがあります。文章を作成する場合は、検索意図やキーワードを予測して文章を作成しなければなりませんが、適切なキーワード選びと文章が作成されていれば効果的なクリック率の向上が期待できます。

直接的に検索結果向上に関係するわけではない

勘違いされがちなことですが、メタディスクリプションは検索順位に直接影響するものではありません。仮に文章が適切でないとしても、表示される順位が下がることはないでしょう。

そのため、「検索順位に影響しないなら、重要視する必要はない」と考えられがちです。しかし、直接的に検索順位に影響を与えないとはいえ、クリック率には影響するポイントとなるため、簡単に無視できないポイントだといえます。

ユーザーは検索結果に表示されるページのタイトルとメタディスクリプションを見て、クリックするかどうかを決めているからです。「検索意図を満たす内容が書いてあるかもしれない」と判断してもらえれば、自然とクリック率が向上し、アクセス数やコンバージョンの向上につながるでしょう。

メタディスクリプションを設定するメリット

自動で設定するのではなく、作成することでどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

検索結果画面でのクリック率が向上する

的確にページの内容を伝える文章にすることでクリック率の向上が期待できるメリットがあります。

検索するキーワードから想定される検索意図を満たすようなページ、それに連動する要約文を作成することで、利用者が「ページを読んでみたい」と感じてクリック向上につながります。仮にページの内容をうまく要約できていなければ、「検索意図を満たす内容が書かれていない」と判断されて、クリックすらしてもらえません。

このように、ページをクリックするかどうかの重要な判断材料となっているため、的確にページを表す文章を表示させることがポイントです。

質のよいアクセスが増える

ページの内容を適切に要約できていれば、読み手が実際にページを開いたときもイメージしていた内容が書かれているため、違和感なく記事を読み進められます。

インターネットで何かを検索してページを表示した際、知りたいことが書かれておらずがっかりした経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。読み手が「このページには悩みを解決することが書かれていない」と判断すれば、すぐにページから離脱してしまいます。

反対に、違和感なく記事を上から順に読んでもらえれば、その分滞在時間が増えます。滞在時間が長いとGoogleからの評価にもつながりやすくなるうえに、読み手が有益であると感じて他のページも読んでくれたり、定期的に訪れたりしてくれるかもしれません。

このように、質のよいアクセスの循環が生まれる可能性があることも大きなメリットになるでしょう。

【例文付き】メタディスクリプションの書くときのポイント

では、具体的な書き方を解説します。

ポイントを押さえて書くことで最適な内容が作れますので、ぜひ参考にしてください。

70字前後を目安に書く

文字数が多すぎる場合、表示できない部分は「…」と表略されてしまいます。

パソコンからの検索よりもモバイル端末で検索するユーザーの方が多いため、モバイル端末で表示可能な70字を目安に記載するようにしましょう。

ページの内容がわかる概要文を書く

利用者は何らかの意図があって検索しているので、「悩みを解決できる内容が記載されているページだ」と判断してもらえれば自然にアクセス数が伸びます。

そこで、どのようなことが書かれているかを例文のように端的にまとめましょう。タイトルで記載していることと重複しないようにすると、より多くの情報を伝えられます。

【例】

狙ったキーワードで上位表示させるための「ブログの書き方」のコツと例文を紹介しています。

解決できる悩みを伝える

キーワードに関連する何らか悩みを検索しているため、どのような悩みを解決できるのか記載するのもおすすめです。

【例】

「ブログのネタが尽きて困っている」という悩みを解決できる記事となっています。

など、利用者目線の悩みを書き、それを解決できると記載することで共感を得やすくなるでしょう。

SEO対策したいキーワードを入れる

70文字程度の文章のなかに、対策したいキーワードを入れるようにしましょう。ただし、意識しすぎて不自然な文章にならないよう注意してください。

キーワードを入れると、検索結果に表示されたときにキーワードが太字になって自然と目を引きます。

注目を集められるうえに、70文字程度の短い文章なので一瞬で内容を判断してもらうことができ、適切な内容が書かれていればそのままページに誘導できます。

まとめ

今回はメタディスクリプションについて解説しました。

検索結果の順位を左右するものではありませんが、クリック率を左右する重要なポイントになります。ユーザーの検索意図を予測し、ページの内容を的確に伝えることでクリック率を向上させられるうえに、質のよいアクセスにつながるでしょう。

ぜひ今回の記事を参考に、クリック率向上につながる文章作成にチャレンジしてみてください。


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