CTA(コールトゥーアクション)ボタンとは?種類や重要性、効果を高めるデザインにしよう。

ブログやホームページは何かしらもコンバージョンを得るために運営されますが、その中で重要になるのが「CTAボタン」と呼ばれるものです。しかし、CTAボタンについてよく知らないという方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、CTAボタンの概要や種類、設置する重要性、効果を高めるデザインなどについて詳しく解説します。ブログ運営やオウンドメディアなどで効果的なコンバージョンの獲得をしたいと考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

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目次

CTA(コールトゥーアクション)ボタンとは?

CTAとは「call to action(コールトゥーアクション)」の略称でブログやホームページなどのWebサイトに訪問したユーザーに行動を促すために設置するボタンのことを指します。ブログやホームページなどのWebサイトにはコンバージョン(目的)が設定されることが一般的で、よく設定されるコンバージョンには「資料請求」や「商品の購入」、「会員登録」などが挙げられます。このようなコンバージョンを達成するためには、閲覧者に行動を促す必要があり、その役割を担うのがCTAボタンなのです。

また、CTAボタンにはさまざまな種類があり、文字の色やボタンのサイズなどを変更することができますが、少し変更するだけでもコンバージョン率が大きく変わるため、一度作成したら終わりではなく、PDCAサイクルをしっかりと回すことが重要になります。

CTA(コールトゥーアクション)ボタンの種類

CTAボタンの種類は以下の通りです。

  • プライマリボタン
  • セカンダリボタン
  • ターシャリボタン

それぞれの種類について、以下で詳しく解説します。

プライマリボタン

プライマリボタンとは、「主要な」という意味のあるプライマリという言葉が使用されている通り、直接的にコンバージョンに繋がるためのCTAボタンのことを指します。例えば、商品の購入をコンバージョンに設定している場合は「いますぐ購入する」と書かれたCTAボタンがプライマリボタンです。このように、CTAボタンは最終的なコンバージョンの獲得に繋がる最も重要なCTAボタンとなります。

セカンダリボタン

セカンダリボタンとは、「二次的な」という意味のあるセカンダリという言葉が使用されており、プライマリボタンに誘導するために設置されるCTAボタンです。例えば、商品の購入をコンバージョンに設定している場合は「ほかの商品も見てみる」や「お気に入りに追加する」など、プライマリボタンに誘導するための役割を担っているボタンです。

ターシャリボタン

ターシャリボタンとは、「第3の」という意味のあるターシャリという言葉が使用されており、中長期的にコンバージョンを獲得するために設置するCTAボタンです。例えば、SNSのフォローボタンやシェアボタン、保存ボタンなど、すぐにはコンバージョンの獲得が見込めないユーザーを取りこぼさないようにするための役割をになっています。

CTA(コールトゥーアクション)ボタンの設置する重要性

CTAボタンを設置する重要性は以下の通りです。

  • ユーザーの行動意欲を逃さないため
  • ユーザーの購入行動を促すため
  • ユーザーがWebサイトから離脱するのを防ぐため

それぞれの重要性について、以下で詳しく解説します。

1.ユーザーの行動意欲を逃さないため

CTAボタンの大きな役割は、Webサイトに訪問したユーザーの行動意欲を逃さないということです。Webサイトを閲覧したときに商品購入や資料請求など、次のステップに行動を移したいと考えていても、すぐに行動できる状況にないと行動意欲がなくなってしまいます。そのため、いつでもユーザーが行動できるようにCTAボタンを設置することは重要なのです。

2.ユーザーの購入行動を促すため

CTAボタンはユーザーの購買行動を促すためにも重要です。購買意欲の少ないユーザーの場合、その場コンバージョンに繋がる可能性は低いですが、「いまなら〇〇%オフ」や「キャンペーン特価」などのCTAボタンを設置することで、購買行動を促すことができます。このように、ユーザーの購買行動を促すためにもCTAボタンは利用されるのです。

3.ユーザーがWebサイトから離脱するのを防ぐため

Webサイトに訪問するユーザーは何かしらの目的があることがほとんどですが、CTAボタンを設置して興味のある関連情報を多く提示することで、Webサイトから離脱することを防ぐ効果もあります。ユーザーWebサイトを周回することによって、コンバージョン率が高くなることはもちろん、Googleからのサイト評価も高まってSEO対策にも効果的です。

CTA(コールトゥーアクション)ボタンのデザインでこだわるべきポイント

CTAボタンは、ボタンの上に小さな文字を設置する「マイクロコピー」とテキストをボタンで囲う「ラベリング」で構成されますが、さまざまなデザインを作ることができます。そのためCTAボタンは以下のようなポイントにこだわって作ることが大切になります。

  • 目立つ配色にする
  • シンプルな文言を使用する
  • ユーザーの利益となるポイントを押し出す
  • クリック要素をすぐに判断できるようにする

それぞれのポイントについて、以下で詳しく解説します。

1.目立つ配色にする

CTAボタンは目立つような配色にすることが基本です。近年Webサイトはスマートフォンで閲覧されることが多く、素早くスクロールしているとCTAボタンに気づかないことも多いです。そのため、Webサイトの配色に合わせた目立つボタンを設置することが大切なのです。

2.シンプルな文言を使用する

CTAボタンは一目で理解できるシンプルな文言を使用することが大切です。例えば、商品購入を促す場合、「ここをクリックして商品ページから購入する」という文言よりも「いますぐ購入する」というシンプルな文言を使用することでコンバージョンを高めることができます。

3.ユーザーの利益となるポイントを押し出す

CTAボタンではユーザーの利益となるポイントを前面に押し出すことが大切です。ユーザーは自分の不利益になる行動を避ける傾向にあるため、「資料請求する」や「商品を購入する」だけではなく、「無料で資料請求」や「30%還元で商品を購入」など、ユーザーの利益となるポイントを押し出すことでコンバージョンを得やすくなります。

4.クリック要素をすぐに判断できるようにする

CTAボタンはすぐにクリックできることを判別してもらうことも重要です。先ほどもお伝えした通り、スマホでWebサイトを閲覧するユーザーが多いため、CTAボタンにマウスオーバーやアニメーション、ドロップシャドウなどのデザインを追加して、ひと目でクリックできることをユーザーに伝えることが大切です。

まとめ

本記事では、CTAボタンの概要や種類、設置する重要性、効果を高めるデザインなどについて詳しく解説しました。ブログやホームページなどのWebサイトにおいてCTAボタンを効果的に設置することは必要不可欠です。しかし、シンプルなボタンながら文字の大きさやデザインひとつでコンバージョン率が大きく異なるため、しっかりと改善を繰り返す必要があります。ぜひ本記事を参考にしてCTAボタンを効果的に配置してみてください。

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