マーケティングにおいて重要なブランディングですが、実際にどのような手順でおこない、どのようなメリットがあるのか知らないという方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ブランディングの必要性や方法、メリットなどについて詳しく解説していきます。
特にWebマーケティングで売り上げを伸ばしたいという方はぜひ最後まで読んでみてください。
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ブランディングとは?
ブランディングとは、自社商品を販売したいターゲット・ペルソナに対して自社に対しての価値やイメージを高く認知してもらうことや、自社商品にいいイメージを持ってもらうための施策のことを指します。
分かりやすい具体例を挙げると、GUCCIやCHANELなどの高級ファッションブランドです。
このような高級ファッションブランドは、成功者が身に付けている・おしゃれな人が身に付けているなど、ファッション好きの憧れのブランドとしてのブランディングを確立しているため、長期にわたって利益を生み出し続けています。
また、ブランディングは高い商品に対して行うだけの施策ではなく、マクドナルドやユニクロのように安価な商品を販売している企業の場合は、顧客に「ここに行けば安く商品を購入できる」という良いイメージを持ってもらうことに成功しているため、これもブランディングになります。
このように、誰もが共通認識として企業に対して良いイメージや高い価値を持ってもらうことをマーケティングでは「ブランディング」というのです。
Webマーケティングではブランディングが必要不可欠
ブランディングをするための施策はどの企業でも行っていますが、Webマーケティングを行っている企業は特に自社のブランディングが必要不可欠な施策となります。
というのも、ファッション小売店や飲食小売店などの実店舗を構えてている企業は、ターゲット・ペルソナが周辺に訪れることのできる人だけになりますがWebマーケティングの場合はインターネットを利用できる人の中からターゲット・ペルソナを決めることができるからです。
Webマーケティングでブランディングをしないと、数多く存在する競合他社に埋もれてしまい利益を出すことができなくなってしまいます。
このような理由から、ビジネスの中でもWebマーケティングを行っている企業はブランディングに力を入れる必要があるのです。
Webマーケティングにおける具体的なブランディングの方法
Webマーケティングにおけるブランディングは以下の方法で進めることができます。
- STEP①:ブランドの方向性を決める
- STEP②:コンセプトを決める
- STEP③:ブランドイメージを決める
- STEP④:ブランドの価値を決める
- STEP⑤:ロゴを決める
- STEP⑥:タッチポイントを決める
それぞれのステップについて、以下で詳しく解説します。
STEP①:ブランドの方向性を決める
ブランディングを成功させるためには、まず自社でどのようなブランディングをするのかという方向性を決める必要があります。
そのために活用したいのが、環境分析フレームワークと呼ばれるもので、顧客分析や自社・競合の強み弱みを析する「3C分析」や、業界内競争・新規参入者・代替品の存在・買い手売り手の交渉力という5つのポイントから利益を上げるために分析をする「5フォース分析」などのフレームワークを活用します。
STEP②:コンセプトを決める
ブランドの方向性が決定したら、ペルソナ・ターゲットに価値を提供するためのコンセプトを決めます。
年代や性別に合わせてコンセプトを決定し、そのコンセプトが一言で伝わるようなキャッチフレーズを作ることで、よりコンセプトを顧客に浸透させることができます、
STEP③:ブランドイメージを決める
自社内でブランディングについて詳細が決まっても、顧客からブランディング通りのイメージを持って貰わなければ意味がないため、広告やSNSなどでブランドイメージを発信して、顧客からのブランドイメージを決めます。
例えば、自社に対してエコなイメージを持ってもらいたいのであれば、自然に配慮している旨の広告やSNS発信を継続的におこなうことで、顧客にもそのようなイメージを持ってもらえます。
STEP④:ブランドの価値を決める
ブランドが顧客に与える価値を決めていきます。
顧客が感じる価値にはさまざまな種類があり、機能性に価値を感じる方もいれば、デザインに価値を感じる方もいます。
さらには、持っていることでの優越感を価値と捉える方もいるでしょう。
このように、さまざまな価値がある中で、自社商品はどのようなブランド価値があるのかを決めていきます。
STEP⑤:ロゴを決める
いくらブランディングの方向性が定まっていても、文章やキャッチフレーズだけでは顧客から覚えてもらうことが難しいため、印象に残るロゴを作成します。
STEP⑥:タッチポイントを決める
ブランディングについてある程度決まったら、顧客が企業や自社商品について認知するタッチポイントを決定します。
タッチポイントはSEOでの検索上位表示や、Web広告、SNS広告などさまざまなポイントがあります。
ホームページでブランディングをするメリット
ホームページでブランディングをするメリットは以下の通りです。
- 効果的な集客ができる
- 競合他社と差別化につながる
- 自社のイメージを浸透させられる
それぞれのメリットについて、以下で詳しく解説します。
1.効果的な集客ができる
ホームページでブランディングをすることで、一度離脱した顧客であっても後日商品を購入してくれる可能性が高まります。
例えば、自社商品に魅力を感じた顧客がその場で購入まで至らなかったとしても、ブランディングによってキャッチフレーズやロゴなどを覚えててくれれば、後日改めて商品を見たときに「ほしかった商品だ」と思い出して購入に至ることもよくあることなのです。
このように、ブランディングをすることで効果的な集客をすることができます。
2.競合他社と差別化につながる
先ほどもお伝えした通り、インターネット上には数多くの競合他社が存在しますが、ブランディングをすることで同じ商品であっても差別化することができ、利益につながります。
競合他社が多い場合はブランディングをしないと埋もれてしまう可能性が高いため注意が必要です。
3.自社のイメージを浸透させられる
自社イメージを顧客に持ってもらうことで、リピートにつながったり、友達に紹介してもらうなど、売り上げにつながる効果が期待できます。
まとめ
本記事では、ブランディングの必要性や方法、メリットなどについて詳しく解説していきました。
Webマーケティングでブランディングを行う方法をまとめると以下の通りです。
- STEP①:ブランドの方向性を決める
- STEP②:コンセプトを決める
- STEP③:ブランドイメージを決める
- STEP④:ブランドの価値を決める
- STEP⑤:ロゴを決める
- STEP⑥:タッチポイントを決める
また、ホームページでブランディングを行うメリットは以下の通りです。
- 効果的な集客ができる
- 競合他社と差別化につながる
- 自社のイメージを浸透させられる
このように、Webマーケティングにおいてホームページでブランディングを行うことで多くの利益を獲得することができるため、ぜひ本記事を参考にブランディングに力を入れてみてください。
この記事を監修した人
記事の担当者(執筆/監修)
株式会社スマイクリエイト/代表取締役安部圭一/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。今まで蓄積した経験と知識を活かし、自身でキーワード選定やコンテンツ記事の執筆を行い、ローカルキーワード戦略に於いて、2000以上のキーワードで上位表示を達成する。その結果、新規お問い合わせは年間2,800件を超え、創業4年で年商1億円を突破。2023年よりネット集客の実績と経験を活かし再現性の高いSEOサポート事業を開始する。