ウェブ解析士とは?資格の取得方法や難易度を紹介!さらに、資格が要らないと言われる真意も解説!

IT業界やウェブ業界で働こうと思っている方の中で、ウェブ解析士の資格を取得しようと思われている方もいるでしょう。ただ、一方でウェブ解析士は必要ないといった声も聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は、ウェブ解析士とはどういった資格なのかに加え、取得方法や難易度を紹介します。さらに、ウェブ解析士の資格が必要ないと言われている理由も解説するので、ぜひ参考にしてください。

>福岡・北九州のSEOコンサルは株式会社スマイクリエイトへ!内部対策やコンテンツ記事の強化でGoogle検索上位表示達成!

目次

ウェブ解析士とは?

ウェブ解析士とは、「アクセス解析をはじめとしたウェブ解析データを活用し、デジタルマーケティングを通して事業の成果を導く人材」と一般社団法人ウェブ解析士協会(WACA)で定義されています。

近年、インターネットの普及に伴い、「ウェブ」を活用したサービスが増加傾向にあります。その中で、アクセス解析やウェブ解析をおこない、効率的にマーケテイングできるかどうかがポイントとなります。

ウェブ解析士は、アクセス解析やウェブ解析に必要なスキルや知識を身につけられていることはもちろん、適切にデータを読み取り力が求められています。

ウェブ解析士の難易度

インターネット業界を含む、さまざまな業界でウェブ解析士の資格が注目されています。しかし、資格取得を検討するにあたり、難易度が気になる方もいるでしょう。

ウェブ解析士の合格率は以下の通りです。

【ウェブ解析士】

認定講座受講者数:236人

認定試験受験者数:283人

合格者数:263人

合格率:93%

※集計期間 :2023年8月1〜31日

※一般社団法人ウェブ解析士協会(WACA)の公式データより

ウェブ解析士の試験は1か月に2回のペースでおこなわれており、受験できる頻度が多いことから、挑戦しやすいのが特徴です。また、2023年8月の実績を見てみると、合格率は93%ととなっており、約9割の受験者が合格しています。

過去の実績からすると、ウェブ解析士の難易度はそこまで高くないことがわかります。とくに、すでにウェブの知識やアクセス解析に関する経験がある方にとっては、比較的取得しやすい資格といえるでしょう。

ウェブ解析市を取得するために必要な学習時間

合格率が90%を超えることがあるウェブ解析士ですが、取得するためにはどれくらいの学習時間が必要なのでしょうか。

一般社団法人ウェブ解析士協会(WACA)の公式の見解によると、ウェブ業界経験者であれば、平均15~30時間程度の学習時間で資格を取得できるとされています。また、ウェブ業界未経験者であれば、40~60時間の学習時間が目安となっています。

1日1時間の学習を毎日続けたとすると、ウェブ業界経験者であれば、約1か月で資格取得を目指せます。さらに、未経験者であっても、約2~4か月程度の時間があれば、資格の取得を目指せるでしょう。

ウェブ解析士を取得するまでの道のり

ウェブ解析士を目指しているものの、何からはじめればいいかわからない方もいるでしょう。ここでは、ウェブ解析士を取得するまでの道のりを詳しく解説します。

ウェブ解析士の資格を管轄している一般社団法人ウェブ解析士協会(WACA)では、公式テストを用意しています。基本的には、公式テストに沿って学習を進めていくことで、スムーズに資格取得を目指すことが可能です。

なお、講座や試験には公式テストが必要になるので、まずはテキストを用意するところからはじめます。

そして、任意ではありますが、ウェブ解析士認定講座を受講しましょう。受講時間は約5時間であり、テキストを予習している前提で講座が進みます。講座を受講することで、ウェブ解析士に関する知識をより深めることができ、試験に合格する可能性が高まるでしょう。

そのあと、ウェブ解析士認定試験を受験します。基本的には1か月に2回の頻度で試験が開催されており、自分の好きなタイミングで受験できます。試験はオンライン上でおこなわれ、試験時間は120分です。50問が出題されて、すべて4択問題となっています。

合否結果については、試験終了直後に発表されるので、その場で試験結果がわかるのが特徴です。なお、試験費用は17,600円(税込)となっており、不合格の場合も返金はありません。

ウェブ解析士が要らないと言われる理由とは?

ウェブ業界で活躍するために、ウェブ解析士の取得を目指している方も多いのではないでしょうか。しかし、中にはウェブ解析士は必要ないという話を聞いたことがある方もいるでしょう。

ここでは、ウェブ解析士が要らないと言われる理由を紹介します。

民間資格だから

ウェブ解析士は一般社団法人ウェブ解析士協会(WACA)が管轄している民間資格です。国家資格ではないため、必要ないと感じている方が一定数います。

ただ、民間資格だからといって、価値がないというわけではありません。ウェブ解析士の資格を保有していることで、アクセス解析やデータ分析に関する知識があることをアピールできます。ウェブ業界で働くには、一定のアピールポイントとなり、強みにもなるでしょう。

更新費用がかかるから

ウェブ解析士の資格を維持するには、毎年フォローアップテストを受験する必要があります。さらに、年会費を支払わなければなりません。

年間費は6,600円です。(公式サイトより

テスト自体は無料で受験できますが、年会費がかかってしまうので、更新するのがもったいないといった理由から資格が要らないと言われることがあります。とはいえ、ウェブ業界は、さまざまなところでアップデートがおこなわれており、毎年新しいことを学ばなければなりません。

フォローアップテストは、常に新しい情報を正しく身につけるためにも必要であり、それを維持運営していくためには、どうしても費用がかかってしまいます。

更新費用はかかってしまうものの、常に新しい知識を身につけられるといったメリットがあるので、ウェブ解析士の資格は役に立つといえるでしょう。

まとめ

ウェブ業界で働くことを目指している方や、すでにウェブ業界で働いていてスキルアップを目指している方の中で、ウェブ解析士の資格取得を目指している方もいるでしょう。

ウェブ解析士の合格率は90%を超えており、合格難易度が低い資格といえます。公式テキストに沿って学習すれば、1~4か月程度で資格取得を目指せるでしょう。ウェブ業界は、常にアップデートが繰り返されているので、新しい情報をしっかりと身につける必要があります。

ウェブ解析士では、毎年フォローアップテストがおこなわれているので、知識のアップデートも可能です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次