ソーシャルメディア広告とは?6大プラットフォームの特徴や運用のコツを基礎から解説!

TwitterやInstagramなどのSNSのユーザー数は全世界で46億人を突破、国内におけるSNSの利用者数は8,270万人に上ります。

このように、SNSは現代社会において重要な役割を担っており、SNSを含むソーシャルメディアを使った広告手法である「ソーシャルメディア広告」の注目度が高まっています。

そこで今回は、ソーシャルメディア広告とは何か、プラットフォームごとの特徴、運用のコツなどを解説します。

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目次

ソーシャルメディア広告とは?

ソーシャルメディア広告とは、Facebook、Twitter、Instagram、LINEなどのソーシャルメディアプラットフォーム上で表示される広告のことを指します。

ソーシャルメディア広告は、特定のターゲット層のプロフィールや検索・閲覧履歴、位置情報などをもとに表示内容がカスタマイズされるため、顕在層はもちろん潜在層に対しても効果的にアプローチできるのが魅力です。

ソーシャルメディアとSNSの違い

ソーシャルメディアとSNSは同じ意味として使われることも少なくありませんが、単語によって意味が異なります。

総務省によると、ソーシャルメディアは「インターネットを利用して誰でも手軽に情報を発信し、相互のやりとりができる双方向のメディア」と定義されています。具体的には、ブログやSNS、動画共有サイト、メッセージングアプリ、情報共有サイト、ソーシャルブックマークの6つのカテゴリーに分類されています。

一方、SNSはソーシャルメディアの一要素として位置づけられており、ユーザー間のつながりやコミュニケーションを中心にしたサービスであることが特徴です。そのため、ユーザー間のやり取りが中心の媒体である、TwitterやLINE、Instagram、FacebookなどはSNSにあたります。

ソーシャルメディア広告を出稿できる6大プラットフォームの特徴

ソーシャルメディア広告が出稿される媒体は必ずしもSNSだけではありませんが、とはいえ、ユーザー数の多いSNSに出稿されるのが一般的です。

ここでは、ソーシャルメディア広告を出稿できる6大プラットフォームの特徴を解説します。

YouTube広告

YouTubeはGoogle社が運営する動画配信サービスで、利用者は日本だけでも6,500万人に上ります。

また、TikTokが主に若年層に注目されているのに対し、YouTubeは全年齢層を幅広くカバーしているうえに、シルバー世代までアクティブユーザーがいるという、ほかのSNSにはない特徴があります。なお、YouTubeには以下の6種類の広告フォーマットがあり、ターゲットや訴求内容に応じて選択が可能です。

  • バンパー広告
  • TrueViewインストリーム広告1(スキッパブル広告)
  • TrueViewインストリーム広告2(ノンスキッパブル広告)
  • TrueViewディスカバリー広告(ディスプレイ広告)
  • マストヘッド広告
  • アウトストリーム広告

TikTok広告

TikTokはByteDance社が運営する、比較的新しい勢いのあるSNSです。アクティブユーザーは世界に5億人、日本では950万人いるとされています。

10〜20代の若年層を中心としたユーザーが多いことが特徴で、1分以内の短い動画を中心に、ユーザーを飽きさせない工夫が齟齬越されています。TikTok広告はユーザーを巻き込むことができるのが強みです。

たとえば、広告費用は高額ですが、チャレンジ広告はユーザー参加型の広告の一つです。企業は「ハッシュタグ(#)」を用意し、設定したハッシュタグに合う動画をユーザーに投稿してもらう仕組みです。拡散されれば、効果的な広告になるでしょう。

Instagram広告

Instagramは全世界で10億人、日本で3300万人のユーザーを有しており、特に女性や10代から20代の利用者が多いのが特徴です。ただ、若年層だけでなく40代〜50代の利用者も30%以上となっており、幅広い世代にアプローチできるプラットフォームとなっています。

なお、Instagramは画像または動画を投稿するSNSであるという性質上、広告においてもクリエイティブさが求められます。美しい画像や興味を惹く動画でなければ、注目してもらえません。出稿可能な広告タイプはタイムライン(フィード)、ストーリーズ、発見タブの3種類とです。

Twitter広告

Twitterのユーザー数は日本で4,500万人を突破しており、基本は140字以内のツイートスタイルのSNSでありながら、静止画や動画も投稿可能です。20〜30代のユーザーが多いものの、40代以上のユーザーも増加しているのが特徴です。

Twitterの広告は文字を中心としたSNSであるため、スクロールしても目に入る言葉のインパクトやユニークな内容が重要とされており、広告タイプとしては以下の5種類が挙げられます。

  • 画像広告
  • 動画広告
  • カルーセル広告
  • モーメント広告
  • テキスト広告

LINE広告

LINEは国内で8,900万人のユーザーを持つメッセンジャーアプリで、アクティブユーザーの多さや年齢層の広さが特徴です。

InstagramやTwitterなどのSNSアカウントを持っていなくても、LINEのアカウントは持っているという人も多く、SNSというよりも、連絡手段として日本人の生活に浸透しています。

LINEに出稿できる広告は12種類と多いものの、LINEのトークリストの画面最上部に表示されるSmart ChannelやLINE NEWSに広告を表示されるケースが一般的です。

Facebook広告

Facebookは30~50代のユーザーを中心に、国内に2,600万人の利用者がおり、年齢層が高めのプラットフォームであることが特徴です。

Facebookは実名登録のため、ユーザーの詳細なプロフィール情報を基に、広告の最適化が行われることから、高精度のターゲティングが可能な広告プラットフォームとして知られています。広告のフォーマットは10種類あり、商材やサービスの特性に合わせて選択することが重要です。

ソーシャルメディア広告の運用で失敗しないためのコツ

「ソーシャルメディア広告を行ったものの、期待する効果が得られなかった」と後悔することのないよう、運用のコツを見ていきましょう。

ターゲットを明確にする

ソーシャルメディア広告の最大の特徴は、ユーザーのプロフィールを元にターゲティングできることですが、詳細なターゲットを設定できるからこそ年齢や性別、属性など、どのような人に広告を表示させたいのか明確にしておくことが大切です。

いくら広告の内容がよくても、ニーズのない人に表示しても効果が得られません。広告費用を無駄にしないためにも、ターゲット設定は重要なポイントとなります。

ソーシャルメディアごとの特徴を知る

ソーシャルメディアにはプラットフォームごとの特徴・ユーザー属性が存在します。自社のターゲットとマッチしないプラットフォームを選択すると、効果的な広告運用は期待できません。

そのため、マーケティングの基本であるリサーチと仮説設定のもと、効果的なプラットフォーム・広告内容を検討するようにしましょう。また、リンク先のLPの構成も、各プラットフォームの特性を踏まえて最適化することが大切です。

目標とする成果を定める

広告運用の目的はさまざまであり、ブランド認知の拡大やファンの増加、LPへの誘導、リード獲得など、どのような目的を持っているのかによって重要視すべき指標や成果が変わります。

たとえば、ブランドの認知度を高めたい場合、インプレッションやリーチの数を重要指標とするでしょう。一方、LPへの誘導を重視するなら、クリック数や成約数などがポイントとなります。

何を持って広告の成果があったと判断するのか、目標とする成果を決めておきましょう。

まとめ

今回はソーシャルメディア広告について解説しました。

ソーシャルメディア広告とはFacebook、Twitter、Instagram、LINEなどのSNSを中心に、ソーシャルメディア上で表示される広告のことです。ユーザーのプロフィールや活動に基づきカスタマイズされるため、ターゲットに合った広告を表示できるのが特徴です。

ただし、ソーシャルメディア広告といってもさまざまなプラットフォームがあるため、ターゲットや広告の目的に合わせてプラットフォームや広告の内容を決めることが大切です。

ぜひ今回の記事を参考に、効果的なソーシャルメディア広告を実践してください。

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