本日はSEOコンサルは実際にどの様なサービスを行ってくれるのか?その内容や費用面、SEOコンサルに依頼する時の注意点をまとめた記事になります。SEO対策を外部委託しようと検討されている事業者の方へ参考になればと思います。
SEOコンサルの必要性
企業が、ネットで露出度を増やそう、ネットからの売り上げを伸ばして行こうと考えると、自社サイトを強化して検索結果の上位に表示される対策を行う事は非常に効果的で価値の高い方法です。
一方、ネット検索の上位表示を達成する方法は大きく2つに分かれます。リスティング広告とSEO対策です。リスティング広告は、お金を支払いGoogle等、検索エンジンの広告枠を購入し上位表示を達成します。SEO対策は自然検索に於いての上位表示となりますので費用はかかりません。
お金が継続的にかかり続けるリスティング広告は、広告掲載をストップするとすぐに表示はなくなって存在しなくなります。それに比べSEO対策は資産型とも言われ、一度上位表示されると継続的に上位をキープできる様になります。
誰がどう考えてもSEO対策の方がメリットを感じる反面、2つの大きな障害もあります。
専門的な知識と時間が必要だと言う点です。
この問題をクリアする為に、SEOコンサルが必要となってきます。
SEOをコンサルに任せた方が良い理由は、専門的な知識が必要だから
ご理解頂いた様に、SEO対策を行い上位表示ができれば費用をかけることなく、事業者のPRを行う事が出来ます。その為、あなたの競合となる企業も、もちろん同じようにSEO対策を行いたいと思うのです。より専門的な知識を持ったコンサルタントを雇い上位表示を狙ってきますので、素人では太刀打ちできるはずもありません。
つまり、競合企業のSEO対策に負けない様に、あなたもSEOコンサルに依頼し、専門的、戦略的にSEO対策を行う方が簡単で、施策を間違える確率が低くなるのです。
SEOをコンサルに任せた方が良い理由は、すぐに効果が出ないから
また、SEO対策は時間がかかるデメリットもあります。資産型なので”パッとやって、パッと成果がでる!”このような甘いものではありません。成果がでるまでに、最低でも半年から1年は必要となります。本業と掛け持ちでSEO対策を行うのは余程の精神力、もしくは、そもそもSEOに詳しくなければ継続する事は至難の業とも言えます。
ここは、スパッと業者に任せた方が時間的にも得策だと思われます。
SEOコンサルが行ってくれるサービス
さて、前置きが長くなってしまいましたが、SEOコンサルの必要性をご理解頂いた上で、SEOコンサルが行うサービスについて考えて行きたいと思います。SEOコンサルト言っても複数の業態があり、それぞれ得意とする分野でサービスを行います。
1.サイト全体の評価及び施策のレポート作成
SEOに効果的各項目強化の対策案をレポートしてくれるサービスがあります。タイトルの最適案や、メタディスクリプション設定、メタタグ設定、内部リンク設定、キーワード出現率、文字数、ドメインパワー、獲得被リンク数など、SEOで上位表示を行うのに必須と言える重要な部分を明確にするコンサルサービスです。
SEO対策は言わば競合との闘いとも言えますので、ライバルに負けている部分をあぶり出す対策案は欠かす事ができません。
2.キーワード対策
あなたの事業者で上位表示を行いたいキーワードを選定し、そのキーワードで上位表示可能なのか?別のキーワードに変更した方が良いのか?まずはこの点を検討します。その上で、上位表示が達成できる様に、タイトル案、該当するロングテールキーワードリストの作成、キーワード難易度調査 等を行います。
3.記事作成サービス
キーワード選定後、実際に記事の作成サービスを行います。記事構成や実際に出来た記事の校正・校閲をしっかり行いサイトに投稿します。記事は専門のライターに執筆してもらう事になりますが専門的な記事になるほど記事単価は高くなる傾向です。
4.総合的SEOコンサル
上記の1~3を単体サービスとして提供する会社がある一方、総合的に全てのサービスを提供する会社も、もちろんあります。より専門的なSEOコンサル業務を行いますので、全て丸投げで依頼する事が可能です。総合的なSEOコンサルを依頼すると以下の様な流れでサービスを提供されるケースが一般的です。
(1)依頼内容のヒアリング
クライアントである、あなたが達成したいSEOでの目的を中心に、ご要望をヒアリングします。
(2)競合・市場の調査
競合や市場の調査を行い、あなたの目的が実際に達成できるのか?期間や予算なども含め調査します。
(3)戦略の提案
どのような方向性で進めていくのか、戦略の立案などコンサル会社から提案を受けます。この段階で見積り金額が明確になる事も多いです。
(4)コンテンツ制作案
キーワード選定や構成などを考案しクライアントに提出、承諾を確認後、記事コンテンツの制作に着手します。
(5)成果の確認、レポート提出
作成したコンテンツ記事やサイト全体の順位、流入数、コンバージョンなど成果の確認を行うと共に、クライアントにレポートを提出します。
(6)(4)以降の繰り返し。
コンサル会社によって多少の違いはありますが、以上のフローで、コンサル会社から最良の方法が提案されます。あなたは承諾をするのみ、特に何もすることはありません。SEO対策を丸投げで進めて行く事ができるので手間暇のかからないメリットがあります。
SEOコンサルの費用
SEOコンサルの費用はサイトの規模や依頼する内容により大きく異なります。丸投げで全ての施策を行ってくれるサービスの費用は30万円~50万円が相場となっています。
個別で行うサービス費用は以下の様な費用相場です。
・サイト全体の評価及び施策のレポート作成=3~5万円程度
・キーワード対策=1~3万円程度
・記事作成サービス=1~5万円(1記事あたり)程度
SEOコンサルのチェックポイント
SEOコンサルを丸ごと依頼するとそれなりの費用が必要です。コンサル選びには慎重にならざるを得ません。どの様な点に注意してSEOコンサルを探せば良いのでしょうか?チェックポイントを確認しておきましょう。
実績が明確に表示されている
見栄えの良いホームページやセールストークなどでSEOコンサルを決定してはいけません。しっかりとした実績を示す会社を選択しましょう。弊社はコンサル会社ではありませんが「ガチンコ検索順位-(SEO効果をガチ公開)」を公開して実績を示す様にしています。
SEOコンサル会社でも、しっかりした実績があればクライアントとの守秘義務部分を伏せた状態で実績を明確にしている会社もあります。
この部分は必ずチェックした方が良いです。
SEO対策の専門スキルがある
SEOの専門スキルはコンサル業者が発信しているサイトやYouTubeチャンネルから確認する事も出来ます。お金を支払って重要な業務を任せる以上は、SEO対策に専門スキルを持ち合わせているかも同時に確認しておきましょう。実績が過去のモノである可能性や、外注に委託しているケースも考えられます。一度コンサル契約を締結すると半年~1年間は解約できない事もあります。慎重に見極めましょう。
担当者とのやり取りがスムーズ
担当者とのやり取りも重要なポイントです。実績のあるコンサル会社でも、担当スタッフによっては合う、合わないと言う事も出てきます。見積りを出してもらって実際に契約を締結するまでに担当者とのやり取りをスムーズにストレスなく行えるか、ここで躓く担当者だと今後のやり取りに不安が残ります。妥協する事なく精査する必要があります。
SEOコンサルのデメリット
SEOコンサルを依頼するデメリットについても事前に確認しておきましょう。
成果に保証はない
SEO対策の成果に保証を持たないコンサル会社が殆どだと思います。従って、全て丸投げで時間とお金をかけて対策を行った所で、サイトの上位表示が達成できない事もあります。まさにお金をドブに捨てたと言えます。SEOコンサル選びが重要です。
費用対効果が合わない事もある
リスティング広告に比べてSEO対策の方が後々メリットがある事は確かです。ただ、依頼するコンサル会社によっては費用が高額過ぎて、費用対効果が合わない場合もあります。この点に関しては、コンサル会社に見積りを取った時点で、リスティング広告と比較したり、別のコンサル会社に相見積もりを取るなどし、費用対効果をシミュレーションしておく必要があります。
まとめ
SEOコンサル会社は何をしてくれるのか?をテーマにお届けしました。内容を整理すると以下の通りです。
1.SEO対策は専門性が高いのでコンサルを入れて上手くタッグを組んだ方が間違える可能性が少ないです。
2.SEOコンサルが提供するサービスとしては、丸投げで全てお任せできるサービスもあれば、サイトの分析のみを行うケースやキーワード選定及び記事の作成のみを行うサービスもあります。
3.丸投げでSEO対策を行ってもらう場合は30万円~50万円の費用が相場となります。また項目ごとにSEO対策を行ってもらう事も可能で、その場合は1万円~5万円程度の価格帯でサービスを受ける事が可能となります。
4.SEO会社は慎重に選ぶ必要があり、実績や専門スキル、担当者とのやり取りをチェックすると間違える可能性が低くなります。
5.SEOコンサルを導入した時のデメリットとして、成果が出なくても費用がかかってしまう事、費用対効果が良くない場合もある。
この様な点について説明しました。
よいSEOコンサル会社に出会えるといいですね!
この記事を書いた人
記事の担当者(執筆/監修)
株式会社スマイクリエイト/代表取締役安部圭一/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。今まで蓄積した経験と知識を活かし、自身でキーワード選定やコンテンツ記事の執筆を行い、ローカルキーワード戦略に於いて、2000以上のキーワードで上位表示を達成する。その結果、新規お問い合わせは年間2,800件を超え、創業4年で年商1億円を突破。2023年よりネット集客の実績と経験を活かし再現性の高いSEOサポート事業を開始する。