SEO対策に置いてGoogleアルゴリズムは非常に重要な指針となりますが、どのような評価基準が設けられているのでしょうか。
本記事では、GoogleアルゴリズムのSEO対策に対する評価基準やコンテンツを評価するまでの流れ、評価を高めるためのSEO対策のポイントについて詳しく解説します。
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GoogleアルゴリズムのSEO対策に対する評価基準とは?
結論から申し上げますと、GoogleアルゴリズムがWebサイトが行っているSEO対策を評価する明確な基準についてはブラックボックスであるため、一般には公表されていません。
とはいえ、GoogleはアルゴリズムのアップデートのときにSEO対策に重要となるポイントについて公開しているため、ある程度の評価基準については予想することができます。
また、Googleアルゴリズムの評価基準は一定ではなく、常に変化しており、定期的に大きく変化するため、昨日まで検索で上位表示されていたコンテンツがいきなり検索ランク外になってしまうことも珍しくありません。
このように、GoogleアルゴリズムのSEO対策に対する評価基準に明確な基準は公表されておらず、常に一定の評価基準ではなく変化し続けているのです。
Googleアルゴリズムがコンテンツを評価するまでの流れ
Googleアルゴリズムがコンテンツを評価するまでの流れは以下の通りです。
STEP①:クローリング
STEP②:インデキシング
STEP③:ランキング
それぞれの流れについて、以下で詳しく解説します。
STEP①:クローリング
クローリングとは、インターネットにアップロードされているコンテンツの評価や新しく更新されたコンテンツの認識および評価などを行う作業となります。
クローリングを行うのは人間ではなく、常にWeb上を巡回しているクローラーというロボットで、日本でのSEO対策においてはGoogleのクローラーである「Googleクローラー」がクローリングを行っています。
クローリングは自動で行ってくれるため、こちらからアクションを起こす必要は基本的にはありませんが、Webサイトを立ち上げたばかりだとGoogleクローラーがコンテンツの更新を認識することができなかったり、認識に時間がかかってしまうことがあるのです。
そのため、まずはクローリングしてもらえるようにWebサイトのコンテンツを充実させるなどのSEO対策が必要となります。
STEP②:インデキシング
Googleクローラーにクローリングしてもらえたら、次はインデキシングという作業に映ります。
インデキシングとは、クローラーが認識したWebサイト内のデータやコンテンツなどを検索エンジンにインデックス(登録)する作業です。
Webサイトを立ち上げたばかりのタイミングで投稿したコンテンツは検索エンジンにインデックスされない(登録されない)ことも多いため、Webサイト立ち上げてからドメインパワーが育つまでの期間はGoogleサーチコンソールからインデックス登録をリクエストすることがおすすめです。
Googleサーチコンソールにインデックス登録をリクエストすることで、優先的にインデックス登録およびクローリングの作業を行なってくれます。
STEP③:ランキング
Webサイトおよび投稿したコンテンツがインデックスされたら、最後にランキングがつけられます。
このランキングで上位を目指すことが、いわゆる「SEO対策」に当たり、さまざまな要素から検索結果で表示される順番でランキング付けされるのです。
検索順位のランキングは常に入れ替わっているため、日によって検索順位が変動します。
Googleからの評価を高めるためのSEO対策のポイント
Googleからの評価を高めるためのSEO対策のポイントは、Googleが独自に定めた”良質なWebサイト”の評価基準となる「E-E-A-T」という4つの基準を満たしているWebサイト構築ができているかどうかです。
SEO対策はさまざまな方法がありますが、前提としてGoogleの定める「E-E-A-T」の基準を満たしていないことにはGoogleからの評価が高くなることはありません。
とはいえ、「E-E-A-T」はあくまで良質なWebサイトだと判断する基準となるため、「E-E-A-T」のすべてに当てはまっているからといって、必ずしも検索で上位表示されるということではなく、あくまで上位表示するためのSEO対策をするスタートラインに立ったくらいをイメージしておきましょう。
「E-E-A-T」とは?
「E-E-A-T」とは以下の要素から構成されています。
- E:Experience(経験)
- E:Expertise(専門性)
- A:Authoritativeness(権威性)
- T:Trust(信頼)
それぞれのポイントについて、以下で詳しく解説します。
1.Experience(経験)
Experienceは、投稿したコンテンツに実体験などが含まれているかどうかがポイントとなっています。
ユーザーの悩みを解決するために実体験が必要な場合は、一般的な知識に加えて実体験を含めたコンテンツ制作が重要になるのです。
例えば、「プログラミング 初心者 失敗」というキーワードで検索された場合、ユーザーが求める情報は”プログラミング初心者が失敗しやすいポイントとその解決方法”ですので、実際に初心者からプログラミングを学んだ人の経験談がコンテンツに含まれているほうがユーザーの役に立つでしょう。
このように、コンテンツに経験を含めることはGoogleから推奨されているのです。
2.Expertise(専門性)
Expertiseは、Webサイトに投稿されているコンテンツに高い専門性があるかどうかがポイントとなります。
よく雑記ブログと特化ブログどちらがいいのか悩んでいる方も多いですが、特化ブログがよくおすすめされる理由はこのExpertiseという項目では専門性が求められているからです。
中でも、人間の健康や財産に関わる「YMYL(Your Money or Your Life)」というジャンルのコンテンツを投稿する場合、専門性に少しでも欠けているとGoogleから評価されることはありません。
3.Authoritativeness(権威性)
Authoritativenessは、第三者から優れたコンテンツだと判断されているかどうかがポイントとなります。
第三者からコンテンツが評価されているかどうかを判断するためには、被リンクの数や閲覧時間などが関わってきます。
4.Trust(信頼)
Trustは、Webサイトの運営者が信頼できる人かどうかがポイントとなります。
信頼を獲得するためには、コピーされた記事ではないことや個人情報を守るためのSSL化されているかどうかなどが基準になります。
まとめ
本記事では、GoogleアルゴリズムのSEO対策に対する評価基準やコンテンツを評価するまでの流れ、評価を高めるためのSEO対策のポイントについて詳しく解説しました。
GoogleアルゴリズムによるSEO対策の評価基準はブラックボックスの部分も多いですが、評価基準についてはある程度公開されている部分もあります。
基本的に日本における検索順位はGoogleが決定しているため、SEO対策をするときはGoogleの基準に従うのが無難です。
ぜひ本記事を参考にしてGoogleの評価基準を知ってSEO対策を成功させてください。
記事の担当者(執筆/監修)
株式会社スマイクリエイト/代表取締役安部圭一/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。今まで蓄積した経験と知識を活かし、自身でキーワード選定やコンテンツ記事の執筆を行い、ローカルキーワード戦略に於いて、2000以上のキーワードで上位表示を達成する。その結果、新規お問い合わせは年間2,800件を超え、創業4年で年商1億円を突破。2023年よりネット集客の実績と経験を活かし再現性の高いSEOサポート事業を開始する。