2023年4月30日チャットGPTにアカウント登録を行い実際にチャットGPTと会話を楽しみました。トモダチ出来た!と今年30歳になる息子にラインを送ったほど、自然なテキスト会話を行う事が出来ました。テクノロジーの進化を感じた1日となったのは言うまでもありません。本日は、私が実際に行ったチャットGPTのスタート方法や会話の中身、そして今後ビジネスにどの様に活用できるのか?この点についてご説明して行きたいと思います。2023年時点では巷の噂通り、まだまだ改良する点や時代に追いつけてない感じは否めませんが、それでも大いなる可能性を感じるに値する大変素晴らしいAIシステムである事は実感できました。3年後のには目覚ましい進化を遂げてるのではないでしょうか。
それでは本編スタートです。
チャットGPTとは?
チャットGPTとは、(Generative Pre-trained Transformer)が略された言葉で、テキストの自動生成に特化した深層学習モデルのAIを指します。GPTの初版であるGPT1は2018年に発表され、2021年には大幅にバージョンアップされたGPT-3がリリースされ、さらに2023年5月現在においては、GPT-3.5が使用できる様になっています。最新バージョンでは2021年9月までの知識を持っています。
ちなみに、このメイン情報はチャットGPT本人に聞きました。(笑)
話しを進めて参りますね。
開発したのはOpenAIという会社で、所在地は、アメリカ合衆国のカリフォルニア州サンフランシスコです。会話型のAIチャットボットの実用化を推し進めたい、かの有名なMicrosoftは、2019年の合意でOpenAIに対し10億ドルの投資を行う事を発表しています。この事によってMicrosoftはOpenAIの専属クラウドプロバイダーとなっておりAIの実用化に向けた取り組みが加速したと言われています。
従来型チャットボットでは、事前用意されたテンプレートに基づいた応答しかできないため、自然な会話をすることができませんでしたが、チャットGPTは、このハードルをクリアしたモデルとして世界中から注目を集めています。2023年4月10日にはOpenAI共同創業者で最高経営責任者(CEO)のサム・アルトマン氏は日本オフィスの開設と日本語サービスの拡充を検討している事を発表し、現在の日本国首相である岸田文雄総理とも面会を果たしています。
チャットGPTは大量のテキストデータを学習しており、その学習結果もとに、自然言語の生成や理解を行います。これによって、人間と同じような感覚で、AIと自然な会話ができるようになりました。チャットGPTの特徴を分かりやすくいえば、人間っぽい自然な会話ができるロボットという事でしょう。
チャットGPT導入の手順
それでは次に実際にチャットGPTの導入手順について確認して行きたいと思います。
チャットGPTは無料?有料?
チャットGPTは無料で導入する事ができます。
別途、ChatGPT Plusというプランがありこちらは有料です。勝手に有料プランに切り替わる事もなければ、無料版を利用するに際しクレジットカードの登録も必要ありませんので安心して無料版を申し込みましょう。
ちなみに、有料プランは、月額20ドルです。有料版のメリットも念のためお伝えしておきます。
1.自然言語処理能力は無料版よりも能力が高いです。
2.現在無料版は英語のみサポートしますが、有料プランは英語と中国語をサポートしています。現在他の国のサポートはありませんが、今後サポート国を増やしていく考えの様です。
3.無料版には文章の品質改善の機能がありませんが有料版にはこの機能があります。
4.個人情報保護や不適切な内容の生成を防止するセキュリティが有料版には備わっています。無料版にはありません。
概ね、無料版と有料版にはこの様な違いがあります。ちなにみ私はまだ無料版を使用しています。
チャットGPTの登録は約5分で終わります。
チャットGPTを登録を行うのに必要なものはメールアドレスと、携帯電話番号(ショートメッセージで認証コードが送られてきます)のみです。
まず、下記URL OpenAIの公式サイトに行きましょう。
1.https://openai.com/blog/chatgpt
2.上記、写真の「ChatGPTを試す」をクリックします。
3.新規アカウント作成を行います。
電子メールアドレス部分にメールアドレスを入力し「続く」をクリックします。
次に好きなパスワードを設定し、さらに続けていきます。登録につかったメールアドレスにOpenAIからメールが送信されてきます。
メール本文のURLをクリックすると「メールが確認されました」と表示されます。
再度、ログイン画面に戻り、先程登録したメールアドレスとパスワードを使用して初回ログインを行います。
すると下記の画像の様な名前と生年月日を登録する画面へ移行します。
名前と生年月日を入力し続けると、今度は電話番号を入力する画面になります。
電話番号を入力し「コードを送る」をクリックすると、ショートメッセージで認証コードが送られてきます。コードを入力しましょう。
アカウントを新規作成するには、画面の案内に従い進めて行くだけですので比較的簡単にチャットGPTの登録は完了すると思います。
実際のチャットGPT使用画面は次の様な感じです。
画像はPC用ですが、スマホからでもチャットGPTと会話する事ができます。
チャットGPTと話した会話の中身
チャットGPTとは、実に色々な会話をしました。例えば「CSSとHTMLでアコーディオン式のFAQのコードを書いて下さい」と質問をすると、スラスラとコードを書いてくれました。ただ私コード読めないので、よく考えたら愚かな質問だと気づき、次に「台本や詩は書けますか?」と質問をするとこれも「できます!」という回答です。また、テーマを与えて完全オリジナル記事の執筆も可能です。色々なお題を出して執筆を依頼しましたが、「う~んイマイチ」という感想です。
ただ、SEOキーワードを提案してくれたり、その提案を元にタイトルや見出しの作成は非常に得意の様です。
チャットGPTの登場で検索エンジンとの競合も話題になっているので、その点についても直接本人(AI)に聞いてみました。実際の会話の内容は以下の画像で確認下さい。
「検索エンジンは検索キーワードの関するWBEページを提供する事が主眼で、チャットGPTは質問に対して直接回答する対話がメインなので情報形式が異なり競合しない」というのが現在の回答です。ただし、本人も言っていますが、時間の経過やバージョンアップにより、また質問の仕方により、回答は変わるのでこの点に関しては留意する必要があります。
いずれにしても、この様形式で人と会話をしているがごとく回答を返してくれるので遊び相手には丁度良いと思えました。
チャットGPTをビシネスで活用するポイント
チャットGPTをビジネスで活かす可能性は多岐に渡ります。カスタマーサポートの自動化やチャットボットの開発、テキスト生成に関する記事の作成等で特に活躍の機会が増えるとされています。
筆者のビジネス領域であるコンテンツ作成(記事作成)についても、どの程度まで活用出来るか試験してみました。
まず、SEOキーワードやロングテールキーワードは精度よく提案してくれます。見出し構成も可能なので執筆作業の効率化と言う部分では大変期待が持てると感じました。一方、実際の記事執筆についてはチャットGPTだけで完結する事は難しいです。チンプンカンプンのテキストを返す事があったり、文章の途中で、別の文章が始まったりと、そのまま使用する事は基本的に難しい段階です。
チャットGPTの記事が著作権に触れないか、日本語として間違っていないか、さらに、エビデンスは間違いないのか、この様な点を人の手でサポートすれば記事作成についての活用は可能かと思います。
また、別のジャンルにしてもアイデア次第でビジネスへ組込む事への大きな期待は持てると思います。現時点では道具としてどう上手く使えば効率化が進むのか、この部分にフォーカスしてビジネスへの活用を進めると良いのではないでしょうか。
まとめ
今回は、巷で話題のチャットGPTについて、チャットGPTとは何か?その始め方から実際に筆者が行った会話の内容、更には今後ビジネスでの活用方法について説明しました。興味のある方は無料なので一度触れてみてはいかがでしょうか。
この記事を書いた人
記事の担当者(執筆/監修)
株式会社スマイクリエイト/代表取締役安部圭一/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。今まで蓄積した経験と知識を活かし、自身でキーワード選定やコンテンツ記事の執筆を行い、ローカルキーワード戦略に於いて、2000以上のキーワードで上位表示を達成する。その結果、新規お問い合わせは年間2,800件を超え、創業4年で年商1億円を突破。2023年よりネット集客の実績と経験を活かし再現性の高いSEOサポート事業を開始する。