WordPressは頻繁にアップデートが更新されますが、どのようなアップデートがされて、どれくらいの頻度で更新されているのか知らないという方も多いのではないでしょうか。
WordPressのアップデートを自動更新に設定しているという方も多いため、アップデートの頻度や時期は重要視されないことも多いですが、アップデートによってトラブルになってしまう可能性もあるため、ある程度の更新頻度について知っておくことは大切です。
そこで本記事では、WordPressのアップデートの種類や直近の更新頻度の履歴、注意点などについて詳しく解説します。
>コンテンツSEOのやり方やポイントは別記事でご確認下さい!あなたの強みを活かせる記事執筆方法がわかります!
WordPress(ワードプレス)のアップデートとは?
WordPressは定期的にアップデートされますが、「◯.◯.◯」という3つの数字から構成される番号によって管理されています。
アップデートの種類は「マイナーアップデート」と「メジャーアップデート」の2種類あ存在しており、マイナーアップデートが更新されると数字の3つ目の数字が増えていき、メジャーアップデートが更新されると二桁目までの数字に1が足されて、3つ目の数字が0に戻ります。
例えば、「5.0.0」の状態からマイナーアップデートが更新されると「5.0.1」となり、ここからさらにメジャーアップデートが更新されると「5.1.0」となります。
このように、WordPressのアップデートは数字によって管理されているのです。
WordPress(ワードプレス)のアップデートの種類
先ほどもお伝えしたとおり、WordPressのアップデートには以下の2種類のアップデートがあります。
- マイナーアップデート
- メジャーアップデート
それぞれのアップデートの内容について、以下で詳しく解説します。
マイナーアップデート
WordPressのマイナーアップデートでは、主にセキュリティの修正やプログラムなどの不具合、軽度のバグなどを修正するためのアップデートとなります。
メジャーアップデートをすると、多くの場合で何かしらの問題が発生しますが、その問題をこまめに修正するのがマイナーアップデートなのです。
メジャーアップデート
メジャーアップデートは、以前のバージョンにはなかった機能や仕様の変更、開発者向けのAPIの追加、プログラム変更など、大きな変更が行われるアップデートです。
大規模なアップデートであるため頻繁に行われることはありませんが、世界中で利用しているユーザーが使いやすい機能や欲しい機能を使いしてくれることが多いです。
WordPress(ワードプレス)のアップデートの更新頻度
WordPressのアップデートに決まった頻度はありませんが、メジャーアップデートは4ヶ月〜5ヶ月に1回程度、マイナーアップデートは修正点が発見されたタイミングでの更新となります。
それぞれのアップデートの直近の更新頻度について詳しく解説します。
メジャーアップデートの直近の更新頻度
WordPressの最新版まで(2023年9月現在)のメジャーアップデートの更新頻度は以下の通りです。
バージョン | 配布日 | 間隔 |
6.3 | 2023年8月8日 | 約5ヶ月 |
6.2 | 2023年3月30日 | 約4ヶ月 |
6.1 | 2022年11月15日 | 約4ヶ月 |
6.0 | 2022年7月1日 | 約5カ月 |
5.9 | 2022年2月18日 | 約5カ月 |
5.8 | 2021年9月4日 | 約6カ月 |
5.7 | 2021年3月16日 | 約6カ月 |
5.6 | 2021年1月31日 | 約2カ月 |
5.5 | 2020年9月1日 | 約4カ月 |
5.4 | 2020年4月28日 | 約4カ月 |
5.3 | 2019年11月21日 | 約5カ月 |
5.2 | 2019年5月19日 | 約6カ月 |
5.1 | 2019年3月11日 | 約2カ月 |
5.0 | 2018年12月10日 | 約3カ月 |
4.9 | 2017年11月17日 | 約12カ月 |
このように、メジャーアップデートの更新頻度は4ヶ月〜6ヶ月が一般的ですが、中には2ヶ月で行われるケースや1年ほど期間が開く場合もあります。
マイナーアップデートの直近の更新頻度
WordPressの直近のバージョンの中でもマイナーアップデートが特に多かった5.9ブランチの更新頻度は以下の表のとおりです。
バージョン | 配布日 | 間隔 |
5.9.7 | 2023年7月7日 | 約2ヶ月 |
5.9.6 | 2023年5月16日 | 約5ヶ月 |
5.9.5 | 2022年12月20日 | 約2ヶ月 |
5.9.4 | 2022年10月7日 | 約2カ月 |
5.9.3 | 2022年7月15日 | 約3ヶ月半 |
5.9.2 | 2022年3月30日 | 約1ヶ月 |
5.9.1 | 2022年2月22日 | 4日 |
このように、マイナーアップデートの更新頻度はかなりバラバラで、特に小さな修正点が見つかりやすいメジャーアップデート直後の更新は間隔が短い傾向にあります。
WordPress(ワードプレス)のアップデートを確認する方法
WordPressのアップデートは管理画面の「ホーム」→「更新」から簡単に確認することができます。
WordPress(ワードプレス)を更新する方法
2020年11月以降にWordPressでWebサイトを作成した場合、メジャーアップデートとマイナーアップデートはどちらも自動更新となっているため、特に作業することはありません。
ただし、メジャーアップデート直後はバグが発生している可能性もあるため、運営しているWebサイトが正常に表示されているかどうかを確認しましょう。
万が一、デザインがおかしかったり、正常に表示されていない場合は一時的に以前のバージョンに戻すなどの作業が必要になります。
また、WordPressのバージョンはセキュリティの面からも基本的に最新版を利用することが推奨されているため、手動更新の場合は忘れずに更新を行いましょう。
WordPress(ワードプレス)を更新するときの注意点
WordPressを最新バージョンに更新するときの注意点は、事前にバックアップを取っておくということです。
最新バージョンに更新したときにデータが全消去されたという報告を聞いたことはありませんが、バージョンアップするときは予期せぬトラブルが発生することも多いため、データが全消去されてしまう可能性は0ではありません。
そのため、念には念をということで定期的にバックアップをとっておくことが大切になります。
また、WordPressを最新のバージョンにアップデートしないと過去のバージョンの脆弱性をつかれてWebサイトのデータが改ざんされてしまったり、ハッキングされて悪用されてしまうなどのトラブルに巻き込まれてしまう可能性があるため、きちんとアップデートをしましょう。
まとめ
本記事では、WordPressのアップデートの種類や直近の更新頻度の履歴、注意点などについて詳しく解説しました。
WordPressは全世界で使用されているプラットフォームであることから頻繁にアップデートされますが、メジャーアップデートとマイナーアップデートに別れており、機能が大きく変わるメジャーアップデートはそれほど頻繁には行われません。
また、アップデートは自動更新の設定になっていることが多いですが、万が一データが削除されてしまったり、破損してしまうことを考えて定期的にバックアップが取れるプラグインを導入するなどの対策をしておくと安心です。
ぜひ本記事を参考にしてWordPressのアップデートについてチェックしてみてください。
記事の担当者(執筆/監修)
株式会社スマイクリエイト/代表取締役安部圭一/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。今まで蓄積した経験と知識を活かし、自身でキーワード選定やコンテンツ記事の執筆を行い、ローカルキーワード戦略に於いて、2000以上のキーワードで上位表示を達成する。その結果、新規お問い合わせは年間2,800件を超え、創業4年で年商1億円を突破。2023年よりネット集客の実績と経験を活かし再現性の高いSEOサポート事業を開始する。