WordPressを利用している方の中には「テーマ」に悩んでいる方も多いでしょう。「テーマ」とは、Webサイトを構築するときのデザインや構成のテンプレートのことです。
「テーマの数が多すぎてわからない……」
「無料版と有料版には差があるの?」
など、さまざまな疑問があるでしょう。
そこで今回は、WordPressのテーマを選ぶときのポイントや、無料・有料テーマの違いなどを解説します。
>SEO対策のやり方について本質を理解しておきましょう!コンテンツSEOでは1次記事が重要です。
WordPress のテーマを選ぶときのポイント6選
WordPressのテーマとは、Webサイトの構成やデザインを決めるテンプレートのことです。
すでにサイトの骨格が作られた状態でスタートできるため、構築や運用を効率化できるなどのメリットがあり、多くのユーザーが利用しています。ただ、ひとえにテーマとってもさまざまな種類・パターンがあるため、ポイントを押さえて選択することが大切です。
ここでは、テーマを選ぶときに押さえておきたい6つのポイントを解説します。
1.目的に合ったテーマを選択する
企業のサイトやブログを見ると、おしゃれで洗練されたデザインのものが増えていることから、「デザイン性」がWebサイトを制作するうえで重要視されていることがわかります。
そのため、WordPressのテーマもデザイン性の高いものが多くあります。ただし、デザインが魅力的であるからといって、そのテーマが作成したいWebサイトの目的や求める機能などの要素を満たしているとは限りません。
まずは、デザイン性よりも、目的に応じた機能が備わっているか確認するようにしましょう。
2.SEO対策の有無を確認する
SEO対策が取り入れられているがどうかも重要なポイントとなります。
Webサイトを運営する際、上位表示を目指すのは基本の流れであり、検索エンジンでの表示順位に直結するSEO対策が行われているかは欠かせないポイントとなるのです。
多くのテーマにページの読み込み速度を上げるなどのSEO対策が組み込まれていますが、必ずしもすべてのテーマに実装されているわけではないので、あらかじめ確認しておきましょう。
3.スマホに対応しているか確認しておく
インターネットが身近な存在になったことで、Webサイトにアクセスする端末が多様化しています。
従来はインターネットを利用するといえばパソコンが一般的でしたが、最近ではパソコンよりもスマートフォンからのアクセス数が上回っている傾向にあるほか、タブレットからのアクセスも増えています。このように、多様なデバイスからのアクセスに対し、常に最適化されたサイトを表示するためにも、レスポンシブデザインやAMPに対応しているか確認しましょう。
4.更新・サポート体制をチェックする
Webサイトは構築したら終わりではなく、運用し続ける必要があります。
テーマが定期的に更新されているか、更新は自動で行われるのかといったポイントや、トラブルが起きたときにどのようなサポートがあるのかを確認しておきましょう。なお、定期的に更新されるテーマは、セキュリティや機能性の面でも信頼性が高いといえます。
5.専用テーマが良いとは限らない
「美容サロン向け」「士業サイト向け」など、特定の業種向けのテーマも多数存在します。
制作予定のサイトに合う専用テーマが見つかれば採用したくなるものですが、汎用性の高いテーマでもデザインや機能性の高いものがあります。専用テーマという点だけに注目することなく、目的に合っているか、必要な機能がそろっているかなどをチェックしましょう。
6.必要に応じて有料テーマも視野に入れる
WordPressのテーマは、無料のものと有料のものがあります。後で詳しく解説しますが、やはり有料テーマの方が機能性や利便性が高いものが多い傾向にあります。
初期費用がかかる点で避けられがちですが、無料のテーマで納得いくものがなければ、有料テーマも視野に入れてみましょう。
「無料テーマ」と「有料テーマ」のメリット・デメリット
テーマ選びのポイントでも解説した通り、WordPressのテーマには無料のものと有料の物があります。
それぞれどのようなメリット・デメリットがあるのか見ていきましょう。有料テーマは費用面がネックになりがちですが、無料テーマとは異なる魅力もあります。
無料テーマのメリット・デメリット
無料テーマの最大のメリットは、初期投資が不要であることです。「初めてWebサイト制作する」「ブログを始めたいけれど、継続できるかわからない」など不安要素がある場合、初期費用がかからない無料テーマは大きな魅力となるでしょう。
さらに、世界中の開発者に無料テーマの開発者がいるため、無料だからといって選択肢が少ないわけではなく、他のサイトと被りにくいデザインを見つけられるのもメリットの一つです。
一方、無料であるが故に、機能が不十分なものも一定数あります。たとえば、SEO対策が行われていないものもあり、検索順位が上がりにくいことで悩む可能性があります。
そのほか、無料テーマは基本的にシンプルな構成・デザインとなっているため、細かなカスタマイズがしにくい、アップデートやサポート機能が充実していないといった可能性も有料テーマより高い傾向にあります。
有料テーマのメリット・デメリット
テーマの多くはSEOに強い設計となっているのがメリットの一つです。SEO対策には専門的な知識が必要になることも多いですが、テンプレートとして備わっているので、後からSEO対策を行う工数を減らせます。
また、有料である分、基本的な質が高く、SEO対策を行いつつ、デザイン性が高い、レスポンシブデザイン対応している、サポート体制が充実しているなど、求められる機能をバランスよく満たしている傾向にあります。さらに、簡単にカスタマイズできるよう構成されているため、専門的な知識がなくても理想とするサイトを目指せます。
ただし、有料テーマを使うには少なくとも数千円、場合によっては数万円以上の初期投資が必要になるのがデメリットです。また、人気のある有料テーマを選ぶと、カスタマイズしない限り他のサイトとのデザインが似てしまうことがあるのも懸念点でしょう。
WordPress のテーマを実装する手順
ポイントを押さえてテーマを選んだら、どのようにサイトに実装させるのか基本的な手順を押さえておきましょう。
基本的な手順は以下のとおりです。
- テーマを入手する
- WordPress上で入手したテーマを有効化する
- テーマの編集画面で制作を行う
以上が基本的な手順となります。初期状態で使用することも可能ですが、サイトの目的や求めるデザインに合わせてカスタマイズすることで、オリジナリティの高いサイトを完成させられます。
まとめ
今回はWordPressのテーマ選びについて解説しました。
テーマ選びは、サイトの品質やユーザーエクスペリエンスに大きく影響するため、ポイントを押さえて失敗のないよう選択することが大切です。また、必要に応じて有料テーマを視野に入れ、より高品質なサイトを目指すのもおすすめです。
ぜひ今回の記事を参考に、最適なテーマを選んでください。
弊社では、SEO対策でお困りの方へ、月額固定88,000円で返金保証のSEOサービスを行っています。お気軽にご相談下さい!
記事の担当者(執筆/監修)
株式会社スマイクリエイト/代表取締役安部圭一/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。今まで蓄積した経験と知識を活かし、自身でキーワード選定やコンテンツ記事の執筆を行い、ローカルキーワード戦略に於いて、2000以上のキーワードで上位表示を達成する。その結果、新規お問い合わせは年間2,800件を超え、創業4年で年商1億円を突破。2023年よりネット集客の実績と経験を活かし再現性の高いSEOサポート事業を開始する。