MEO対策の”キモ”ってご存知ですか?「そうだったのか!」MEO効果が加速するポイントは2つ。

MEO対策を行っている事業者で、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)のアカウントを取得して、ビジネス情報や写真の投稿をしているけど、なかなか上手くいかないとお悩みの方に向けた記事内容になっています。

当社でも「ドアード」というサイトでサッシ屋・ガラス屋の集客に際しMEO、つまりGoogleマップ対策を2019年から運用しています。一定のローカル検索において、現時点では かなりの検索クエリでマップの上位表示を達成しています。その経験を基に独自の視点から、MEO対策の効果的な”やり方”について解説して行きたいと思います。

数年以上~使用できるロジックだと思いますのでMEO対策初心者の方はしっかり身につけて頂ければと思います。

目次

MEOの基本をおさらい

まず、MEOの基本についておさらいをしておきます。MEOの始め方については下記の記事を参考にして下さいね。

MEOとは何か?

MEOとは、Map Engine Optimization=マップ エンジン オプティマイゼーションの頭文字を取った表記です。

マップエンジンとはまさにGoogleマップの事を指し、Googleマップ上で事業者として上位表示される様に最適化を行う施策をMEOと言います。

上記の画像は「福岡 ガラス修理」というキーワードで、スマホ検索を行った時の画面キャプチャーです。(2022年11月10日時点)近くの業者を探している検索ユーザーは、Googleマップ掲載の事業者に問い合わせや、訪問をするケースが多いと考えられています。

実際の所、私個人的も、会社の食事会などで飲食店を探す時は、Googleマップの上位をほぼ間違いなくクリックしています。そう考えるとマップ上位表示の価値は極めて高いと感じます。

ちなみに、写真の四角で囲っている部分が当社「ドアード」のMEO結果です。スマホ画面では、3位までの事業者が表示されます。多くのお問合せを頂く為には、この3位までに表示させる事が非常に重要だと言えます。

何を基準にMEOの順位はきまるのか?

それでは一体どうすればGoogleマップ検索において上位表示を獲得できるのでしょうか?この点についてGoogleは正式にアナウンスをしています。下記の参考リンクがその条件となります。

Googleローカル検索結果のランキングが決定される仕組み

参考リンクの内容を整理し、さらにMEO施策の経験を踏まえると上位表示の条件としては、以下の様になります。

関連性

ユーザーが検索するキーワードと事業者の商売の関連性が大切です。

もっともな事ですが、「居酒屋」を探しているユーザーに「焼肉屋」が表示されてもユーザーには役に立たない情報ですよね。なので、しっかり「居酒屋」が表示される必要があります。その為には、Googleマップの設定画面となる、Googleビジネスプロフィールの中身に「居酒屋」である事を認識させなくてはなりません。

では、「個室あり 居酒屋」を検索するユーザーに対してはどうでしょうか?

はい。こちらも同様に「個室がある居酒屋」としっかり設定する必要があるのです。

これが検索ユーザーの検索語句との関連性でありMEO=Googleマップ上で上位表示を行う1つの条件と言う事です。

距離

事業者が商売を行っている場所についての条件です。

検索ユーザーからより近い場所にアドバンテージがあります。例えば博多区で検索ユーザーが「居酒屋」と検索すれば「博多区の居酒屋」さらにユーザーの場所に最も近い「博多区の居酒屋」にアドバンテージがあります。(アドバンテージと言っているのは、他の要素も絡んでくるからです。)

一方、博多区にいるユーザーが、他の場所、例えば「天神 居酒屋」と検索すると「天神の居酒屋」にアドバンテージが移ります。

この様に、距離や地域名は順位に大きく関わってきます。

視認性

ネット上及び、ネット以外のオフラインに於いて、その事業者の知名度が上位表示の要素に大きく影響を及ぼします。

TVCMをバンバン行っている有名な会社はやはりMEO施策においても優位性は高いです。

一方で、ネット上の露出度が高い事業者もMEOで優位に作用します。オンライン(SNSを含む)・オフライン共に有名で露出の高い事業者にアドバンテージがあると言えます。

MEO対策のポイント1/SEOとの関連性

以上の事から、私自身が最も効果的だと実践しているMEO対策について、その”キモ”となる部分をお伝えします。

それは、SEOの強化です。(とりわけローカルSEOの強化とも言えます)

具体的に申し上げると「博多区 居酒屋」のMEO対策を行う場合は、SEOの自然検索においても「博多区 居酒屋」上位表示が達成出来ているとMEO=Googleマップ検索において上位表示される可能性が非常に高まります。

当社の例でご説明いたします。

「早良区 ガラス修理」のキーワードで検索をかけた場合、「ドアード福岡西」という当社のサイトがマップ検索上、一番上に表示されました。こちらに設定されたサイトのページはSEO(自然検索)で6位に表示されています。

四角で囲っている部分がMEO=Googleマップ検索とリンクする「ドアードのページ」です。

たまたまではなく、他にも、「早良区 サッシ修理」や「西区 サッシ修理」など、多数のキーワードで全て同じロジックの有効性が見受けられます。よろしければ同様内容をの動画でもご説明していますのでご確認下さい。

MEO対策を行い、Googleマップ上で上位表示を行う1つ目のポイントはSEO(自然検索)での上位表示が非常に重要だと考える事ができます。

MEO対策のポイント2/口コミの重要性

つづいて、ポイント2です。

MEO対策を行う大前提が、Googleビジネスプロフィールの設定です。そして、Googleビジネスプロフィールを運営すると、利用されたお客様から口コミを頂ける様になります。お客様は事業者である貴方のサービスに対し1~5までの5段階評価を行う事が出来ます。

さらにコメントも合わせて公開する事ができます。星は5に近い方が良く、さらにコメントに事業者のサービス内容が入っているとさらにMEO効果に期待が持てます。

例えば先程の個室居酒屋の例で考えて見ましょう。

お客様のコメント「とても美味しかった」

とコメントを頂くよりも

お客様のコメント「個室でゆっくりとくつろげる居酒屋でした」

こちらの方が「個室居酒屋」を狙うMEO対策としてはグッドなコメントとなります。もちろん、自作自演や、お客様に対価を支払って事業者の有利なコメントを頂く事は利用規約違反になりますのでNGです。

ただ、評価を促進するのは問題ありませんので、「料理の評価や店内の評価があればお願いします!」と具体的なポイントをお願いすると期待するコメントを寄せて頂ける可能性は高まります。

お客様のコメントはGoogleマップ上で、下記の様に拾われます。

評価が高い業者や、コメントが多い業者などは今後ますますGoogleマップ上で有利な位置に表示される傾向が高まると考えられています。

まとめ

MEO対策のキモともいえる部分について説明いたしました。

ポイント1は、MEOとSEOは関連性深いので、MEO対策としてGoogleマップ検索で上位表示を狙い場合は、SEO(自然検索もしっかり対策をし上位表示できれば相乗効果は一気に高まります)

ポイント2は、Googleビジネスプロフィールには口コミ機能が付与されていますので、その口コミに多くの高評価を頂く施策を講じ事です。より具体的なキーワードを口コミ頂けるようにアイデアを出して結果が伴えばジワジワとランキングに好影響して行きます。

もちろん、MEOの基本中の基本である、Googleビジネスプロフィールの設定や更新は必須作業となります。Googleビジネスプロフィールの設定がまだの方や、しっかり設定出来ているか不安な方は下記リンク先も参考にして下さいね。



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