SEOとリスティング広告、どちらに取り組むべきか?それぞれの特徴を比較!

ネットで自社のサービスや商品を販売しようと考えると、SEOやリスティング広告というワードを見聞きする機会も増えてきます。最初は、どちらもちょっと難しいそうに感じますが、特徴は大きく異なり、それぞれのメリット・デメリットは明確に分かれます。

本日は、SEOもしくは、リスティング広告どちらに取り組むべきか思案中の方に向けた記事になります。弊社で行っている実情のお話も交えながらお伝えして行きたいと思います。

目次

SEOとリスティング広告の比較

SEOとリスティング広告の違いを明確にして行きたいと思います。

施策を取り入れる費用

ホームページがあるという前提であれば、SEOを始めるにあたり費用は必要ありません。ただし社内に知識のある人がいる前提となりますので、SEOを外部委託に任せるのであれば規模により月額10~30万円程度の費用がかかります。

一方、リスティング広告は、Googleなどの検索結果 上段に広告として表示されます。検索ユーザーの検索意図とマッチングされていますので、クリック率はそれなりに高く、クリックされると課金されます。単価は入札制になっているのでキーワードの人気が高ければ1クリックの単価も高くなります。業界によっては1クリック1,000円以上になる事もあり、広告がクリックされる度に課金されます。単価や予算は広告主の任意で設定できる為、予算に応じた戦略を取り入れる事が出来ますが、最低でも10万円以上は予算をかけないと期待薄の結果になってしまうでしょう。

成果が出来るまでの期間

SEOで成果が出るまでは、施策開始から早くて6か月は普通にかかってしまいます。特に新規でドメインと取得して対策を講じるケースでは1年程は上位表示が見込めないモヤモヤした時期を乗り越えなければなりません。

リスティング広告は、広告開始と共にすぐに結果が表れます。的確な広告文や広告キーワードを設定し、見栄えのよいホームページ、競合に負けないオファーを出せば問合せや注文を頂ける可能性は高いです。

継続性(資産性)

SEOは資産性が高く、一度上位表示を獲得するとメンテナンスさえ怠らなければ無料でいつまでも貴方のホームページへ流入させてくれます。SEO施策を内製化してしまえば自社でコントロールしながらいつまでも低予算でネット集客が出来る様になります。

リスティング広告は、資産性はないです。広告費が途絶えてしまえばその時点でホームページの流入もストップしてしまい、ネットからの売り上げ計画は一気に暗礁に乗り上げます。

中長期で資産価値となるSEO

いままでご確認頂いた様に、SEOはスタートダッシュが遅いネット集客の施策となります。この事を十分に理解した上で中長期の視点で取り組む事ができるのであれば、非常にメリットは大きいです。最初は月額10万円~20万円かかっていたとしても、2~3年後には、狙ったキーワードで上位表示して、月々僅か4~5万円程度で簡単なメンテナンスを行うだけで数百万円の売り上げを上げる事も十分に可能です。(こちらでは実際に弊社で取り組むSEO効果を公開しています

さらに、これも弊社の実績ですが、SEOの自然検索でお問合せを頂くお客様は”広告ではないと理解”されていらっしゃる方も多いです。広告を出している業者は、「高い」「地元業者ではない」「全国展開で不安」と感じられるお客様が、弊社の事業であるガラス、住宅リフォームでは多い傾向です。

SEO(自然検索)で上位表示していると、「地元の有名店」「実績の高い会社」「信用できる」この様に感じて頂ける傾向です。もちろん、ホームページの作りにも工夫は必要ですが、ブランディング効果は期待できます。

短期で成果が叶うリスティング広告

リスティング広告のメリットは何と言っても、即効性のある施策です。上記の画像は弊社が事業で行っている、ガラス、サッシのGoogle広告管理画面です。平均クリック単価は100円以内になっていて、クリック数は予算3,004円に対して35クリックされています。35回ホームページに訪問して頂いたと言う事になります。

あなたの家の窓ガラスが割れて、ガラスの修理屋さんを探す為にGoogleで検索、弊社の広告を見てクリック。ホームページで料金などを確認して感じの良いサイトだったとしたら、お問合せしたい気持ちになるかもしれませんね。

お客様単価と、広告のクリック単価、お問合せコンバージョン(CV)などを分析して費用対効果がプラスであれば、リスティング広告を出し続ける限り収支が黒で効果のある広告となり得ます。

SEOとリステング広告どちらに取り組むべきか?

ここまで、SEOとリスティング広告の違いについてみて頂きましたが、どちらに取り組むかは、あなたの事業の業種や将来の展望によって異なります。

費用対効果

あなたの業態の事業で、リスティング広告で費用対効果として十分メリットがあるのであれば、リステング広告1本でも大丈夫だと思います。ただし、将来的に競合の出現や、クリック単価の高騰など予期せぬ事態も考慮しておく必要があります。

リスティング広告で利益がでた分をSEO施策に先行投資する様なイメージだとバランスも良く将来も見通せるのではないでしょうか。

ネット集客の位置づけ

あなたのネット集客の位置づけ、優先順位を考えて下さい。今後、ネットからのお問合せ拡大を本気で取り組むのであればSEOでじっくり腰を据える方が良いでしょう。取り敢えず集客チャネルを増やしたいとお考えの方はリスティング広告で即効性のある成果を得る方が、しっくりくるのではないかと思います。

まとめ

本日は、SEOとリスティング広告の比較や、どちらに取り組むべきかについて色々と考えてみました。ちなにみですが、弊社では、リスティング広告で毎月約15万円の費用を使って、お問合せは40~50件です。SEOでは殆ど予算をかけずに月間お問合せ約140件、さらに無料のMEOで50件ほどのお問合せです。参考にして頂ければ幸いです。


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